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「もちきび」で健康生活!その栄養と効果

お手軽な健康食として人気の雑穀には、たくさんの種類があります。その中でも一番低カロリーなのが「もちきび」。日本人が古くから食べてきた身近な穀物です。今回は、「もちきび」の栄養と効果についてご紹介します。

「もちきび」の栄養とは?

「もちきび」は黄色い粒が特徴で、他の作物が育たない荒れ地や乾燥地帯にあっても、短期間で収穫できる強い雑穀です。「もちきび」の主な栄養素は、タンパク質・食物繊維・マグネシウム・亜鉛であり、いずれも白米の2倍~3倍も含まれています。これらは、健康維持に欠かせない基本的な栄養素です。また、コレステロールを下げ、活性酸素を除去する「必須アミノ酸メチオニン」、黄色い色素の「抗酸化成分ポリフェノール」も含まれており、健康と美容にうれしい特徴です。この他にも、ビタミンB群や鉄・銅といったミネラル類も豊富で、さまざまな健康上の効果を期待できるでしょう。「もちきび」には甘みとコクがありますので、主食以外にもスープやグラタンに入れたり、炊いた後にきな粉やハチミツをかけてスイーツとしても楽しむことができます。サラダのドレッシングに加えることで、彩り豊かな食卓にもなるでしょう。

「もちきび」のうれしい効果!

「もちきび」を食べることによって、次のような効果が期待できます。まずは、「ダイエット」。糖質や脂質を燃焼してくれることに加えて、食物繊維による便秘の解消や血糖値の急上昇を抑えることができます。これは老廃物のスムーズな排出にも関係しているため、吹き出物などの肌荒れを防ぎ、美肌効果も抜群です。新陳代謝もよくなるため、太りにくい体や健やかな髪の成長にも役立つでしょう。次に、鉄分や亜鉛・カリウムなどの豊富なミネラル類は、「血流改善・高血圧や動脈硬化の予防」に効果的です。ミネラルはビタミンB群との相乗効果で、肉体の疲れを癒し、骨や筋肉の回復に欠かせない成分です。ミネラルが欠乏すると、貧血や免疫力の低下・味覚障害・食欲不振といった症状が現れます。頻繁に足がつる人も要注意です。マグネシウムが不足すると筋肉が痙攣しやすくなり、足指やふくらはぎがつりやすくなるのです。3つ目は、ポリフェノールによる「生活習慣病や老化防止」の効果も見逃せません。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、人体への有害物質を無害に変える作用があり、病気を防ぐ働きを持っています。ただ、効果に持続性がないのでこまめに摂取する必要があります。

「もちきび」の簡単な炊き方

「もちきび」の炊き方はとても簡単です。まず、「もちきび」1カップを水でよく洗い、鍋に塩少々と水1カップ半といっしょに入れます。へらで混ぜながら強火で煮立て、とろみがついてきたら弱火に。そのまま、水分がなくなるまで15分間煮た後、火を止めて10分蒸らしたら完成です。

美味しく食べて健康に!

雑穀全般にいえることですが、「もちきび」だけでは食べづらいです。その場合は、白米や玄米、複数の雑穀といっしょに炊くと美味しく食べられるでしょう。栄養いっぱいの「もちきび」を、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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