あっとふぁーむ荒井

お米にはどんな栄養があるの?

日本人の主食である、お米。特に意識していなくても、毎日のように食卓に並ぶことの多い食材です。炭水化物であるお米はエネルギー源になることはよく知られていますが、実はほかにもさまざまな栄養素が含まれています。
今回は、普段口にすることの多いお米について、理解を深めていきましょう。

 

日本人とは長い付き合いがあるお米

 

日本におけるお米の歴史は古く、縄文時代ごろに栽培が始まったといわれています。
原産地については諸説あり、中国もしくはインドからやってきたのではといわれることが多いようです。

いずれにせよ、日本で栽培されている品種のほとんどは「ジャポニカ米」と呼ばれるものです。
ジャポニカ米は弾力やねばりがあるのが特徴で、よく噛むことで甘みが出てきます。
コシヒカリあきたこまちななつぼしと米にはいろいろな品種がありますが、これらはすべてジャポニカ米を改良してできた品種です。

ちなみにジャポニカ米のほかには「インディカ米」「ジャバニカ米」の2種類があります。種類は違っても含まれる栄養素は似通っており、主成分は炭水化物です。

 

人間に欠かせないあの栄養素が豊富!

 

米の主成分である炭水化物は三大栄養素のひとつであり、消化が良く体内に入るとすぐにエネルギーとして使われます。身体を動かしたり、それによって体温の維持をしたり、さまざまな動きの中でエネルギーは使われますので、人間の生命活動には欠かせない栄養素といえます。
また疲れた身体を回復させるときにも炭水化物が使われます。

炭水化物のほかに特筆すべきはタンパク質の多さです。
タンパク質は炭水化物と同じく三大栄養素のひとつであり、筋肉を作ったり免疫力を高めたりといった働きがあります。人間の身体を構成する成分のうち、もっとも多いのは水分ですが、実はその次に多いのはタンパク質なのです。
タンパク質が不足すると指先や肌が荒れたり、身体が弱り風邪をひきやすくなったりしてしまいます。健康な身体をキープするためには、積極的に摂りたい栄養素です。

ごはん1杯には牛乳130cc分に相当する3.9gのタンパク質が含まれていますので、普段の食事の中で身体に必要な栄養素を補給することができます。

 

摂り過ぎ注意?バランスをうまく調整しよう

 

また米にはカルシウムやマグネシウム、鉄分といったミネラル類も多く含まれます。ミネラル類は神経や筋肉を正常に保つのに役立ったり、酵素の働きを促進したりと、体内機能の調節や維持に使われます。そのためミネラル類は人間の身体に不可欠な栄養素といえますが、体内で生成することができませんので、食品やサプリメントなどで摂取する必要があります。お米を食べることで積極的にミネラルを摂りましょう。

ただしミネラル類は摂りすぎると健康を損なう恐れがあるものがあります。
たとえばナトリウムの過剰摂取はむくみや高血圧を引き起こすことがありますし、マグネシウムは摂り過ぎると低血圧や呼吸障害などが起こる「高マグネシウム血症」に陥ることがあります。

ミネラル類は米以外には野菜などにも多く含まれるので、ほかの食品とのバランスを考えながら食べることが重要です。