あっとふぁーむ荒井

ご飯を美味しく保存する方法と保存期間は?

食べ切れなかったご飯をそのまま放置してダメにしてしまった経験はありませんか。どうすればご飯の味を落とさず、長く持たせることができるのでしょうか。保存方法の違いと保存できる期間を知ってご飯を美味しく保存しましょう。

ご飯の味が落ちる原因

 

ご飯の味が落ちる原因には、でんぷんに含まれている水分が抜けることと菌が繁殖することの2つがあります。水分が抜けた場合はご飯がパサパサした食感になり、菌が繁殖した場合は黄色くなったり、嫌なにおいが発生したりします。では、どのくらいの温度で品質が落ちるのでしょうか。でんぷんから水分が抜けやすくなるのは2~3℃のときで、これはでんぷんの性質が変化することで起こる現象です。常温付近の温度だと菌が繁殖しやすくなります。温度が高いと劣化するというのは想像しやすいかもしれませんが、温度が低い状態でも品質は落ちてしまうのです。

美味しく保存する方法は?

 

一般的にご飯を保存する方法としては、炊飯器の保温機能常温保存冷蔵保存冷凍保存の4つがあります。保温機能は70℃前後、冷蔵は10℃以下、冷凍は-15℃以下で保存できます。先ほど説明した水分が抜けやすい温度、菌が繁殖しやすい温度にあてはまるのは常温保存と冷蔵保存の場合です。ただし、保温機能は温度が高いゆえに水分を蒸発させてしまいます。つまり、最も味を落としにくいご飯の保存方法は冷凍保存ということです。水分を凍らせるのでご飯がパサつきにくく、-15℃以下だと菌の活動はほとんど停止するので菌の繁殖も防げます。

いつまで保存できる?

保温機能、常温保存の場合は1日以内、冷蔵保存は2~3日程度、冷凍保存は2週間~1カ月程度なら品質を落とさずに保存できるとされています。とりあえずたくさん炊いておきたいときは、小分けにして冷凍保存するのが良いでしょう。電気代や時間を節約できます。ただ、冷凍保存は解凍に時間がかかるので、あまり時間を空けずに食べる場合は炊飯器の保温機能も便利です。ラップに包んだり、パックに詰めたりするのが面倒なら、お茶碗に入れて常温や冷蔵で保存しておけば少し暖めるだけで食べられます。その日のうちに食べるなら保温機能か常温保存、2~3日以内なら冷蔵保存、それ以上なら冷凍保存といった具合に使い分けましょう。

 

美味しさを長持ちさせたいなら冷凍保存

 

ご飯は水分が抜ける、もしくは菌が繁殖することで味が落ちてしまいます。保存方法はさまざまですが、冷凍保存なら水分が抜けてパサつくのを抑え、菌の繁殖も妨げてくれます。いつ食べるのかを考えて保存方法を選びましょう。