あっとふぁーむ荒井

土鍋と炊飯器で炊飯した時のご飯の味の違い

お米を炊くには土鍋や炊飯器などいろいろな方法があります。しかし、炊き上がりに「どんな味の違いがあるのだろう」と思う人も少なくないでしょう。
今回は、土鍋と炊飯器でご飯を炊いた時の味の違いや美味しく炊くコツなどについて紹介します。

炊き始めから沸騰までの10分がポイント!

まず、炊飯器はボタン1つでふっくら美味しいご飯が炊けるのが魅力です。炊飯中に火加減をチェックする手間もいらないので、炊飯器の方が気軽に使えるというイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、土鍋を使った方がより甘みとふっくら感が引き立つと言われています。その理由は、土鍋の方がお米の炊き始めから沸騰するまでの間、約10分時間をかけるため甘みや食感が上昇するからです。ただし、鍋の厚みによって沸騰時間は異なってきますのでご注意ください。炊き上がりが少し硬いと感じた時は沸騰までの時間を長くするなど調節してみましょう。味の違いのもう1つの理由は土鍋の「蓋の重さ」です。土鍋の重い蓋の圧力によってお米ひと粒がしっかりして炊き上がります。

 

土鍋・炊飯器のメリット・デメリット

土鍋と炊飯器ではお米を炊く時のそれぞれメリットやデメリットがあります。具体的には、土鍋のメリットとして「約20分と短時間で炊ける」「お米が立つ」などがあげられます。デメリットとして「お米が土鍋にくっつきやすい」「炊き方にムラがでることがある」などの可能性も少なくないでしょう。一方で、炊飯器のメリットとして「大容量の米も簡単に炊ける」「炊き方のムラがでにくい」などがあります。デメリットとして「置き場所を取る」「保温時間の電気代がかかる」などがあげられるでしょう。さらに、炊飯時の光熱費も違いが出てきます。例えば、土鍋は炊飯時間が約20分で炊き上がりますが、炊飯器は約50分で炊けます。炊飯器の方が炊飯後の保温時間もかかるため、光熱費は炊飯器の方が若干高いといえるでしょう。

さらに美味しくご飯を炊くコツとは?

美味しくお米を食べるために炊く時のコツを知っておきましょう。まず、お米を炊く前に米をしっかりと浸水させることが大切です。なぜなら、洗米してすぐ炊飯すると、熱が米の中まで届かずに芯が残ってしまうからです。そのため、洗米後は春・秋で約45分、夏場で約20分、冬場で約1時間~1時間半くらいは浸水させましょう。その後炊飯する時は、土鍋の場合沸騰後に火を弱めたらできるだけ沸騰時の釜内温度を維持することもポイントです。もし、火力が強すぎたり弱すぎるとうまく炊き上がらない場合もあります。お米が炊き上がったらさらに美味しくするためにも「蒸らし時間」をきちんと取るようにしましょう。土鍋の場合は約10分蒸らすことでふっくら美味しいご飯が炊き上がります。

 

それぞれの特徴を知って美味しく米を炊こう

土鍋と炊飯器では炊き方や炊き上がりの味などさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を知った上で、ご家庭に合った方を選ぶと良いでしょう。また、美味しくお米を食べるためにも炊き方は大切です。きちんとした炊飯方法でお米を炊くようにしましょう。

 

 

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