あっとふぁーむ荒井

驚きの栄養価!ぬか漬けの健康効果とは?

ぬか漬けにはどのくらいの栄養が含まれているか知っていますか。ぬか漬けの栄養の素となるのは米ぬかです。玄米が体に良いことはよく知られていますが、玄米の栄養の大半は米ぬかに含まれています。米ぬかの栄養価とぬか漬けの健康効果について解説します。

そもそも米ぬかって何?

収穫したばかりのお米は籾と呼ばれます。籾の構造は外側から籾殻、果皮、種皮、糊粉層、亜糊粉層、胚乳となっていて、胚乳の上のほうに胚芽が付いています。この籾から外皮などを取り除くことで、普段私たちが食べている白いお米になるのです。まずは、籾すりをして籾殻をとり玄米にします。そして、玄米を精米すると胚芽とぬか層(果皮、種皮、糊粉層)がとれて精白米になります。玄米から精白米へと精米するときにとれる、胚芽とぬか層が合わさったものが米ぬかです。これに水と塩を混ぜ、昆布や唐辛子、野菜などを漬け込めばぬか漬けとなります。

米ぬかの豊富な栄養素

玄米と精白米の栄養を比較すると、多くの栄養素で玄米は精白米の倍以上の量を持っているそうです。文部科学省の日本食品標準成分表によると、食物繊維、マグネシウム、ビタミンB2・E・K、ナイアシンは精白米の約5倍以上の含有量を持ちます。精白米に比べて玄米はなぜこんなに栄養が豊富なのかというと、それは米ぬかの栄養価が高いことが要因のひとつのようです。米ぬかには玄米の9割の栄養が含まれているといわれています。また、重さは玄米や精白米よりずっと軽いです。そのため、同じ重さで比べると、米ぬかの栄養素の多くは精白米の10~40倍にもなります。ですから、玄米を食べなくても米ぬかを食べれば、十分にお米本来の栄養を摂ることができるとされています。玄米特有の香りや硬さが苦手な方はぬか漬けを食事に取り入れてみましょう。

ぬか漬けの健康効果

種皮、果皮には食物繊維が豊富です。米ぬかの食物繊維は不溶性のものが多く、便秘の改善に効果があるとされています。また、ぬか漬けにする際に米ぬかを発酵させることで乳酸菌が増加します。乳酸菌にも善玉菌を活性化させる働きがあるため、ぬか漬けは腸内環境を整えるのに高い効果が期待できるでしょう。腸内環境が改善すると肌質が良くなったり、免疫力が上昇したりするといわれています。他にも、抗酸化作用のあるビタミン類や毒素を排出するフィチン酸なども含まれていますし、食材の栄養も摂取できます。こういった多くの栄養素が複雑に作用してさままざな健康効果が生まれることが、米ぬかをぬか漬けとして利用するメリットのひとつです。

ぬか漬けで健康になろう!

米ぬかにはお米の栄養のほとんどが含まれています。その栄養を摂取するにはふりかけなどで直接食べる方法もありますが、ぬか漬けとして使えば栄養を高めつつ、米ぬかの旨みによって食材を美味しくしてくれます。米ぬかの豊富な栄養には健康改善に役立つさまざまな働きが期待できるので、日々の食事に取り入れてみましょう。

お米について